その他 内浜ジャーナル

名古屋市瑞穂区内浜町にある「すずき内科クリニック」の鈴木馨医師のブログです。病気の説明や私の趣味などを語っていきたいと思います。

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熱田神宮

私は熱田生まれ、熱田育ちです。
もともとは信心深い方ではなかったのですが、最近2年ほど、必ず一週間の始まりの朝に神宮参拝をしています。
なにか御利益をお願いしたりするわけではなく、ヤマトタケルノミコト、皇祖アマテラス大御神へのご挨拶のために参拝しています。
熱田神宮はヤマトタケルノミコトが薨去されて、当地の宮簀媛に草薙の剣が残されていたために1900年前、創建されたとのことです。
熱田神宮

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[ 2017/06/15 10:49 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

パリのコーヒー

昔パリを訪れたときの事です。

当時ロンドンの大学で研究生活をしていました。英国のコーヒーはだいたい日本と同じでフィルターを使ったドリップコーヒーがほとんどです。

ロンドンーパリ間の特急ユーロスターが開通して間もない頃だったので、週末旅行で初めてパリに行ってみたのです。

フランスといえばフランス料理、ということでさっそくレストランへ。
観光客の多い場所だったのでウェイターも英語は通じましたが。
最後に食後の飲み物を聞かれます。

イタリア、フランスではコーヒーと言えばデミタスカップに少し入った苦い苦いエスプレッソなので、普通のコーヒーが飲みたいと思いフィルターコーヒーを、と言ったところ全然通じません。いろいろ説明をしてウェイターがポンと手を打って「アメリカンコーヒーですか?」と言ったので、「そうそう」と答えて持ってきてもらうことにしました。
出てきたコーヒーはエスプレッソをお湯で薄めたものでした。フィルターコーヒーとは明らかに違います。
結局フランスではコーヒーとはエスプレッソだけだったことを知りました。

その後はイタリアにも何度か旅行をしてエスプレッソの苦さにも慣れてきました。やはり、西洋料理を食べた食後にはエスプレッソの方が合っている事に気がつき日本でも西洋料理の食後にはエスプレッソを注文しています。

1280px-Espresso_and_napolitains.jpg

話は変わりますが。
最近EU離脱を決めたイギリスですが、EU圏外の人間に対する入国は厳しいようです。だいたいの国では入国審査の時に赤いパスポートを見せれば表紙を見ただけで通してくれるのですが英国ではいろいろと質問が来ます。
その旅行の時のユーロスターの帰りは特別厳しいものでした。フランス入国時には入国審査官も車掌さんも来ませんでしたが、英国入国時にはアジア系の女性の入国審査官が席にやってきました。EU圏内の乗客は身分証を見せるだけでフリーパスですが、小生のところに来ると満員の乗客の前でいろいろな質問、いや尋問を始めたのです。乗客の皆さんが聞いているにもかかわらず勤務先、英国内での住所、身分、あげくの果てに収入まで公衆の面前で聞くのです。ぶしつけとはこのことでしょう。小生が日本人だったからアジア系審査官の目の敵にされたかも知れませんが。
image8551.jpg
[ 2016/10/05 18:57 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

若さの限界

レッドツェッペリンの代表曲「天国への階段」の盗作訴訟がアメリカで起こされ、盗作ではないとの判決で終了しました。
さて、小生はロックはそれほど聴かない方ですがツェッペリンはかなり好きなので今でも時々CDやDVDを出しては聴いています。
ツェッペリンは1968年に結成された英国ロックのバンドです。
英国のロックバンドと言えばビートルズが代表ですが、ツェッペリンはビートルズがコンサート活動を停止してから現れたバンドです。
当時、日本ではツェッペリンはあまりメジャーではありませんでした。同時代のディープパープルの方がずっと売れていました。その理由は、おそらく演奏時間が長い曲が多いためラジオ番組で流されることが少なかったためと思います。ツェッペリンの代表曲である「天国への階段」は8分もあるのです。ライブでは30分ほどの曲も演奏されています。

ツェッペリンは欧米では熱狂的に人気があり、ツアーでの観客動員数は今でも破られていないそうです。ツェッペリンの音楽はハードロックですが、基本はブルース音楽を英国風に発展させたものです。

1968年に結成されたツェッペリンは膨大なコンサートツアーを全力でこなし、9枚のアルバムを出して突っ走りますが、1980年にドラムスのジョン・ボーナムが突然死し、そのままバンドは解散となります。



ツェッペリンのライブ演奏を収めたDVDがあります。正式には2セット出ていますが小生がおもに繰り返し見ているのは「レッドツェッペリン」とだけ表に書いてある2枚組DVDです。このDVDのうち小生はおもに1枚目ばかり見ています。1枚目は1969年から1970年の初期の演奏、2枚目は1973年から1979年の演奏が収められているのです。
2枚目の方がバラエティに富んだ曲が入っています。1枚目はバンドの成り立ちの元となったブルースっぽい曲が多く入っています。
それよりも小生が1枚目を好むのは若さとエネルギーがあふれているからです。2枚目は結成5年目以降の演奏になりますが、明らかに疲れが出ています。

ジミーペイジ
ジミーペイジ

CDアルバムも1971年に出された4枚目のアルバムまでが良く、5枚目はややポップ調になり、6枚目以降は小生にとってまるでつまらないものです。
レッドツェッペリンというバンドを通じて人の若さとエネルギーの限界というものをいつも感じます。
[ 2016/09/08 11:42 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

日本人とお米

相変わらず糖質制限食を続け、お米を食べることは数ヶ月に1回くらいです。

糖尿病のみなさまには、糖質制限食こそ糖尿病治療の中でも最重要、最善の治療法であることを説明しておりますが、残念ながら「とても無理」、「いったい何を食べるの」といった反応が多くあります。

確かに日本ではお米を主食と呼び、主食を中心に据えておかずを食べるという食生活が長く続いています。おかずの素材、調理法、味付けがお米に良くあうよう工夫され日本料理の根幹をなしています。日本人の食生活が欧米化したといってもおかずにハンバーグやとんかつなどご飯に良く合うものを導入しただけでお米が中心に据えられているのは変わりありません。
昔アメリカ人に主食はなんですか?と訊いてみたところ、主食という考え方自体がないという答えでした。もちろんパンが主食でもありません。


日本ではずいぶん以前からお米を食べていたようです。
6000年前の縄文遺跡からお米の痕跡(プラントオパール)が多量に出土しており縄文前期には既に日本で稲が栽培されていたようです。出土した場所は丘陵地帯だったので水田による栽培ではなかったと推測されています。当時の日本は温暖期で亜熱帯に近い気候だったためもともと稲は自生していたようです。揚子江下流域から持ち込まれたという説もあります。

その後気候が寒冷化していきなかなか安定したお米の収穫はできなかったようです。そこで工夫されたのが水田を作って栽培する方法です。モンスーン気候の地域では雨期と乾期があります。お米はモンスーン気候の地域、つまり暑い湿地に適した植物です。日本は亜熱帯地域に比べると梅雨や暑い夏はあるもののやや寒冷です。そこでモンスーン気候に似た環境を人工的に作り出す方法が水田だったのです。画期的な技術革新です。そして縄文時代から昭和時代の減反政策に至るまで水田の開発はずっと続けられてきました。

都市部から郊外に出ると広々とした水田が広がります。これを見て「あー、自然の景色はいいなあ」と思いがちですが、水田というものはすべて人工物であり、土木工事で人間が作り上げた構造物なのです。平野であってもまったく平らな土地はないので、水田のような平坦な土地は土木工事によって作り出すしかありません。また灌漑用の水を川から引いて排水するためには正確な高低差の計算が必要になります。まして山間地に水田を作り出すためには相当な苦労があったことと思います。

米作が増えるにつれ人口も増え日本ではコメが金銭と同等の意味を持ち始めたりもします。縄文時代以来日本人にとってお米は大事なものだったのです。残したり捨てたりしたらばちが当たるという教育は基本的に今でも残っていると思います。

そんな大事なもの、日本文化の中心を食べないとは。。。と思いますがそれでも糖質制限を続ける所存です。


            水田
[ 2016/06/15 12:06 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

ル・トア・ド・パリ(フランス料理店、多治見)

グルメブログではないので飲食店評価はしてきませんでしたが、この店には特別な思い入れがあるのでご紹介させていただきます。


外食をするということは非日常を楽しむ意味があります。
特にフランス料理を食べに行くことは小さなフランス旅行のようなものです。
飛行機に乗らずにフランス文化に触れるということなのです。

日本にはたくさんのフランス料理店があります。それら多くのフランス料理店のシェフが「フランスの星付きの有名店で修行」したことを肩書きにしています。
さて、今回ご紹介するルトアドパリのシェフ小田川氏は海外修行の先駆者的存在です。まだ日本人がヨーロッパの一流レストランで働くことがまれだった時代に有名店で長く働いています。昔の同僚は独立してノルマンディで三つ星を獲得しています。
星付きの有名店で修行したという料理人でも実態はこちらからお金を払って有名店の主催する料理教室に一定期間行っていたというレベルの人が多いのではないでしょうか。多くのレストランへ行った訳ではありませんがそれらの店の料理は根本的にフランスで食べたフランス料理の味とは異なるからです。素材の問題ではありません。料理法、料理に対する考え方の違いです。


経歴の話はともかくルトアドパリの小田川シェフの料理は確実にフランス文化の世界に浸らせてくれます。

日本料理の世界は素晴らしい文化です。しかし西洋料理はまったく違った感性で作られます。包丁の入れ方、火入れの仕方という料理の基本から日本料理とは感性が違います。こういう基本的なところからシェフはフランスでたたき直され苦労されたということです。

日本料理も美味しいしフレンチも美味しいので良いところを融合すれば良いではないかという和洋折衷的発想も分かりますが、それでは異文化体験にはなりません。

日本にある多くのフランス料理店の料理は残念ながら和洋折衷料理です。
グルメブログなどで高評価であっても美味しいことと異文化体験とは別物なのです。

この店はまるで目立たない場所にありお客さんもあまりいません。
存続が心配なのですがお客さんがいない分シェフといろんな話ができるので、それも楽しみなのです。


ルトアドパリ外観

外観

ルトアドパリ内部

店内

ルトアドパリフォアグラ

名物料理のフォアグラの蜂蜜ソース

ルトアドパリデザート

デセール(デザート)
シェフは以前洋菓子店もやっていたことがあります。洋菓子店で出す持ち帰りのケーキ(パティスリー)と料理店で出すデセールの大きな違いのことなど興味深いお話も聞きました。
もちろん特別なレストランに行く時は糖質制限のことは忘れています。


ル・トア・ド・パリ
〒507-0053岐阜県多治見市若松町4-28-23 若松ビル
TEL:0572-24-3601  

必ず予約してください ディナー\5,000~10、000
[ 2016/02/13 12:01 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

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Author:すずき内科クリニック
名古屋市瑞穂区のすずき内科クリニックの鈴木馨です。
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